2015/02/07

横浜線の205系電車

横浜線の205系電車は、2014年2月からE233系6000番台による置き換えが始まり、2014年8月には営業運転を終えました。28編成がわずか半年で新型に置き換わったのですから、JR東日本の新型車両の投入のスピードはやはり凄いものがありますね。
横浜線の205系電車は、1988年9月に営業運転を開始しました。このときは翌年2月までに7両編成25本が投入されて、103系電車を置き換えました。205系は投入されるときも、置き換えられるときも半年間という短い間に行われたのです。
横浜線に205系が入った頃は、現在よりも根岸線への直通運転の本数が多く、日中はかなり利用する機会がありました。当時京浜東北線は103系がほとんどで、205系は車内が明るくていい電車だと思っていました。1989年には少数の205系が京浜東北線に投入されたのですが、6本までしか増えませんでしたね。
写真を撮影したのは1993年、オリジナルスタイルを維持しています。置き換えの頃には、6扉車が増結され、行先表示はLEDになり、列車種別表示機は使用しなくなり、前面にはスカートが付き、パンタグラフがシングルアーム式に換装されたりと、細部には様々な変化が見られました。
【撮影:佐野次郎 1993.3.28 山手駅】