車内は485系のグリーン車であるサロ481を基本とした構成で、リクライニング式の腰掛も同じものでしたが、車高を他車とあわせていたので車内は天井が高く開放感のあるものだったそうです。
腰掛一つに窓一つという構成でしたので、側面は小窓がならぶ特徴のある外観となっていました。そのため編成中のアクセントになっておりました。なお窓は他の形式と同じくブラインドを組み込んだユニット窓でした。
写真のサロ581-6は、1968年9月に汽車製造で完成し、青森運転所に新製配置されました。1998年11月に廃車されましたが、青森運転所に継続して配置されておりました。
【撮影:佐野次郎 1984年頃 尾久駅】