といいましても車体を再利用している7700形が8両ありますので、荒川線ではこれからもいつでも見られるわけであります。走行機器は一新されていますから、吊り掛け駆動の独特のモーター音を聞くことはできないことになりますね。
豊橋鉄道に移った3500形4両はまだまだ活躍するでしょう。こちらの走行機器はそのままですね。なんといっても路面電車として現役なのが、喜ばしいことです。京都のバスの高頻度運転を見ると、市電を残した方が良かったのではないかと思います。
写真の7019号は、1977年11月にアルナ工機で旧7073号を車体更新したものです。1987年3月に冷房改造が実施されました。2015年12月に廃車となっています。
【撮影:佐野次郎 2013.12.31 王子駅前ー飛鳥山間】