2017/03/31

荒川線7000形(7008号)

近年、鉄道博物館や、リニア・鉄道館、京都鉄道博物館の開館により、鉄道を題材とした保存施設が大いに人気を集めておりますね。ここ10年の間にずいぶんと充実したのではないのでしょうか?
鉄道撮影の題材といえば、SLから始まって、路面電車、在来線特急、ブルートレイン、ローカル線といった変遷をたどったように思いますが、新幹線網の形成などによりこれらも激減していきました。
かつての被写体が博物館入りしているので、人気を集めているという側面もあると思います。残念なのは、東京都電には本格的な博物館がないことです。あれば相当な人気を集めるような気がするのですが。
写真の7008号は、1977年12月に旧7062号をアルナ工機で車体更新したものです。1988年1月に冷房改造を受けています。2012年12月31日に廃車され、現在は大田区の萩中公園で展示されています。
【撮影:佐野次郎 2011.1.15 滝野川一丁目ー飛鳥山間】