2018/04/22

東武鉄道9000系(9102F)

東武鉄道9000系電車は、東武鉄道東上線と営団地下鉄(当時)有楽町線の直通運転に使用するために導入された車両で、1981年に試作車10両が製作され、1987年に量産車60両が製作されました。1991年には仕様を変更した10両が製作されました。
1987年8月に、有楽町線の営団成増ー和光市間が開業したことにより和光市駅で東武東上線と接続し、予定通りに有楽町線との相互直通運転を開始しました。1988年6月には有楽町線の新富町ー新木場間が延長されました。
2008年6月に開業した東京メトロ副都心線に直通することになり、9000系にも新たな展開が見られることになりました。さらに副都心線を介して、東急東横線・みなとみらい線に直通運転を行うことになりました。
写真の9102Fは、1987年6月にアルナ工機で完成したものです。2007年3月に森林公園検車区で副都心線直通工事を完了しております。その際に車内設備のリニューアルをあわせて実施しました。
【撮影:佐野次郎 2018.4.22 白楽ー妙蓮寺間】