2018/04/30

相模鉄道20000系(20101F)

相模鉄道では11000系以来9年ぶりの新型車輌となる20000系電車が、2月11日に営業運転を開始しました。この車輌は、現在建設中である「相鉄・東急直通線」事業に充当するために導入されたものです。
20000系の車体は前面を含めて、すべてアルミ製です。塗装はYOKOHAMA NAVYBLUEを新製時点から施していますので、非常にインパクトがあります。前面形状もまた通勤電車の枠を超えたデザインなのではないかと思います。
車内の座席配置はすべてロングシートとなっています。車内はグレートーンでまとめた落ち着きのあるデザインです。主回路はVVVFインバータ制御、台車はモノリンク式ボルスタレス台車を採用しております。
写真の20101Fは、2017年8月に日立製作所笠戸工場で完成したものです。東急線への直通運転に関してはまだ未定の部分も多く、20000系も当面は相模鉄道内での運用に専従することになります。
【撮影:佐野次郎 2018.4.29 西谷ー上星川間】