東京メトロは北千住ー中目黒間の日比谷線用として03系336両(8両編成42本)を保有していましたが、ホームドアの早期導入に向けて、相互乗り入れをしている東武鉄道とともに18m車8両編成を20m車7両編成に置き換えることにしました。
そうして登場したのが東京メトロ13000系で、2016年度から2020年度にかけて44編成を投入し、03系を更新することになりました。東武鉄道では70000系電車を投入して20000系電車を更新することになります。
主回路はVVVFインバータ制御で、永久磁石同期電動機・操舵台車と最新技術を取り入れています。車体はアルミ製で快適性の向上やバリアフリーの促進を図っています。歴代の3000系・03系のイメージを残す工夫もされているそうです。
写真の13101Fは、2016年12月に近畿車輌で完成したもので、13000系のトップナンバーに相当します。本格的に営業運転を開始したのは2017年3月でした。2020年度に向けて着実に13000系の増備が進むことでしょう。