2020系列の車体は、軽量ステンレス製で総合車両製作所の「sustina」シリーズを採用しておりJR東日本のE235系と共通した構成となっています。これは快適性と安全性の向上を推進するとともに、量産効果によるコスト低減を図ったものです。
車両情報制御システムもまたE235系と同様に、従来のモニタ装置から大きく機能を拡張したINTEROSを導入し、大容量のデータをリアルタイムに送信・活用することで運用と保守の効率化を推進することを目指しています。
写真の6122Fは、2018年1月に総合車両製作所で完成したものです。3月28日に6121Fとともに営業運転を開始しました。早くも編成中の1両を近い将来に導入する有料着席サービス用の車両と取り換えて他編成に転用することが発表されています。
【撮影:佐野次郎 2018.5.4 等々力ー尾山台間】