2024/09/06

スハ43 2243 展示を始めました。

鉄道模型は趣味の王様というか、高価で手間もかかり、経済力と技術力が必要なハードルの高い分野だと思います。レイアウトを製作するのは、天地創造に近い気がしなくもないです。走りに徹するとしても快適な走行環境を保つためにこまめなメンテナンスが欠かせません。
さて、私はライトに飾れる分だけの車両をコレクションすることに徹しています。ミニカー集めの鉄道版に近いかもしれません。そんなわけで、今回はスハ43形客車がコレクションに加わりました。ナロ10に続いてフリマでの入手です。
スハ43形は、戦後の車両不足に対応するために導入された三等車です。1951年から54年にかけて製造されました。車体は切妻にして、製作を容易にすることや編成時に外形が整うことに配慮していました。台車は軸ばね式のTR47です。
模型の実車のスハ43 2243は、1953年3月に近畿車両でスハ43 243として完成し、宮原客車区に新製配置されました。1964年9月に長野工場で近代化改造、電暖を増設し、2243号に改番されました。廃車は1980年9月、最終配置は尾久客車区でした。