京浜急行では、1985年に第一陣が登場して以来、現在に至るまで中堅として活躍しているのが1500形です。6連・8連の各グループが存在します。最初に製造された鋼製車体を含む4連のグループは既に引退しております。
現在、6連に組成されているグループは、アルミ車体・界磁チョッパ制御で新製されたものです。6連で新製された車両もあれば、8連で新製されてから6連に変更された編成もあります。中には既に引退した1561編成(旧1601編成)のように6連→8連→6連に変更された編成もあります。
写真の1577編成は、旧1625編成を2016年8月に改番したものです。1600番代から最後に改番された編成ということになります。1500形の車内は当初800形に準じた配色でしたが、既に改装され、座席も片持式に変更されています。
1625編成は、1989年3月に東急車輌で完成したもので当初は8両編成・界磁チョッパ制御でした。2009年2月に京急ファインテック久里浜工場で、VVVFインバータ制御化・6連への組み換えを行いました。旧1600番代では最後まで残った8両編成でした。