今回撮影するのは4両の付属編成のほうです。そのまま混雑度の低い路線に転用できるのはないかと素人目には感じてしまいますが、走行距離がかさんでいて実際には難しいのでしょう。また車体の4扉は後継のE235系1000番代に継承されますが、正面の非常口はE217系で一般形としては終了と思われます。
E217系の制御装置はIGBT-VVVFインバータ制御のSC88、主電動機は出力95kWのMT73、補助電源装置はIGBT-SIVのSC89です。台車はDT61B形/TR246系、集電装置はPS28A、冷房装置はAU720Aを装備しています。
写真のクラY-140編成は1999年3月に川崎重工(増1号車のみ1997年3月)で完成したものです。2008年4月に東京総合車両センターで機器更新工事を完了しました。2018年3月にホームドア対応工事を完了しています。