2014/01/12

京浜急行2100形〈2101編成〉

京浜急行2100形に車体・機器の更新工事を施した編成が登場しました。2100形は泉岳寺ー三崎口間の快特を中心に運用され、首都圏では珍しく座席が進行方向を向く電車ですね。しかも快特は特別料金もありません。
新製後まだ20年も経っていないのに、既に施行されたVVVFインバータ機器の更新に加えて、車体・機器の更新工事を行うのは連日の快特運用で電車も痛むということでしょうか?2100形に限らず、京浜急行では電車の更新工事をこまめに行っておりますね。
更新工事の内容は、室内灯をLEDに更新したり、スピーカーや排気口の数を減らしたりと地味なものです。あとは優先席の座席の色を変えたりというところ。一番目立つのは正面に掲示された「けいきゅん」のステッカーですね。
2101編成は1998年2月に東急車輌で完成したもので2100形の1次車に相当します。2009年6月にVVVF装置の更新工事を行い、2013年8月に京急ファインテック久里浜工場で車体・機器の更新工事を完了しています。
【撮影:佐野次郎 2014.1.1 追浜ー京急田浦間】