2015/05/06

京浜急行2100形〈2109編成〉

京浜急行電鉄では、主に泉岳寺駅発着の快特に使用している2100形が、製造後約15年を経過したことから、車体と機器のリニューアルを行う更新工事を進めております。
外観よりも車内での変更点が目立つようで、照明は省エネに貢献できるLED照明となり、車内の案内表示は17インチのLCD式になっています。その他、車端部の側窓が開閉可能になりました。
走行機器の更新については、2008年度から既に進められており、新製当時の特色であった外国製品による歌うような音階を奏でる走行機器も国産製品に換装されています。
写真の2109編成は1998年3月に川崎重工で完成したもので、2100形の1次車に相当します。2009年12月に機器更新を受け、2014年3月に更新工事を完了しています。さらに2015年1月には、正面の行先表示を方向幕からLEDに換装しています。
【撮影:佐野次郎 2015.4.19 京急田浦ー追浜間】