2017/08/14

京浜急行電鉄800形(815編成)

1969年生まれの私にとって京浜急行といえば、やはり先代1000形の印象が非常に強く、800形・2000形・1500形といった界磁チョッパ制御を採用した電車は、比較的新しい電車だという感覚があります。
1986年から93年にかけて製造された1500形は、事故で廃車された1701編成を除いて全車現役ですが、1978年から86年にかけて製造された800形、1982年から87年にかけて製造された2000形は廃車が進んでいます。
800形は、京急線内専用の4扉車、低速から中速にかけての加減速性能を重視した電車です。京急の普通のために特化したような電車ですが、800形の代替は新1000形で進められていますので、今後は700形(既に全廃)・800形のような電車の製造はなさそうです。
写真の815編成は、1980年3月に東急車輌で製造されたものです。当初は3連でしたが、1982年3月に同じ東急車輌で中間車3両を増備して6両編成になりました。1996年9月に車体更新を行い、2015年4月に廃車・解体されました。