2017/08/06

京浜急行1500形(1593編成)

個性豊かな京浜急行の電車の中にあって、なんとなく地味な感じのする1500形電車ですが、製造年次による車体・制御装置の改良や複雑な改造・編成替え・車番変更を行っています。
1500形は現在158両が在籍しており、新1000形の380両に次ぐ勢力を持っています。4連・6連・8連がありますが、6連が一番多く在籍しています。6連は旧1000形6連の置換えを目的として、制御方式のVVVF化や編成替えによって作られたものです。
写真の1593編成は、2014年5月に1649編成を改番したものです。2013年8月から旧1600番台が1561以降の車号に変更されるようになり、2016年6月に完了しました。空いた1600番台は新1000形の6連が使用するようになりました。
1649編成は、1991年2月に川崎重工で完成したもので、新製当初は8両編成・界磁チョッパ制御でした。2006年9月に6連化・VVVF制御化工事が行われました。1649編成が初のVVVF制御化工事対象車両でした。
【撮影:佐野次郎 2017.2.19 能見台ー金沢文庫間】