2023/09/06

京成電鉄3050形(3056編成)

京成電鉄の決算が好調です。2010年7月に開業した「成田スカイアクセス」も業績に寄与しているものと思われます。メインは実質成田新幹線に近い特急「スカイライナー「」ですが、補完するアクセス特急は早くも二世代目の3100形に移行し、初代の3050形は本線系統に転用されました。
3050形は正式には3000形の7次車ですが、客室内の色柄がすべて変更され、空港利用客を考慮した車内案内表示装置や自動放送装置を充実させました。また当初は空港アクセス用に外装にも独自のカラーリングが行われていました。
制御装置はIGBT-VVVFインバータのATR-H8125-RG681A、主電動機は出力125kWのMB-5100-A、補助電源装置はIGBT-SIVのINV153-A0です。台車はFS564・FA064、集電装置はPT7131-B、冷房装置はCU718を装備しています。
写真の3056編成は、2010年6月に日本車輌で完成したものです。3050形は48両(8両編成6本)が製造されましたが、既に全編成が本線に転用されています。3056編成についても2019年12月に塗装変更が行われました。