小山車両センターに所属しているE231系は、宇都宮・高崎線で使用されていた115系の置換えを目的として導入されたものです。既に新製後20年を経過しておりますので、思い切って新形車両を投入して、205系や209系・211系などの代替を進めても良いような気がします。E131系での直接置換えのほうもまた良いと思います。
車体はそれほど古さは感じませんが、少々寒々とした感じのする車内の配色やスクロール式の次駅案内表示など、それなりの前世代感はあります。横須賀線への新車投入完了後に、後継車両の導入に取り掛かってもよい時期なのかもしれません。一時期に比べるとJR東日本の新車投入もペースダウンした印象は否めませんが。
制御装置はIGBT-VVVFインバータ制御のSC59A、主電動機は出力95kWのMT73、補助電源装置はIGBT-SIVのSC66です。台車はDT61G/TR246系、集電装置はPS33B、冷房装置は普通車がAU726・グリーン車がAU729、列車情報管理装置TIMSを装備しています。
写真のヤマU540編成は2002年12月に川崎重工で新製されたものです。グリーン車は2005年6月に川崎重工で完成したものです。2017年2月に東京総合車両センターで機器更新を完了しています。
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