E233系6000番代は横浜線で使用されていた205系の置換えを目的として2014年1月から8月にかけて一気に224両(8両編成28本)が製造されました。横浜線ではワンマン運転の導入が発表されていますので、同車が改造されるかと思われますが今後の動向がどうなるのか気になるものです。
E233系6000番代の車体は軽量ステンレス製で、識別帯は黄緑とグリーンです。腰掛は占有幅460mmのバケットシートでモケットはグリーン系の配色です。客室内の照明はLEDになっています。また17インチの液晶モニタによる情報案内装置を出入口上に設けています。
制御装置はIGBT-VVVFインバータ制御のSC85A、主電動機は出力140kWのMT75、補助電源装置はSC91です。台車はDT71/TR255、集電装置はシングルアーム式のPS33D、冷房装置はAU726を装備しています。
写真のクラH020編成は2014年3月に総合車両製作所で完成したものです。2017年10月にホームドア対応工事改造を完了しています。あっという間に205系を置き換えたE233系6000番代ですが、既に10年経過しております。ウグイスとスカイブルーが混在していた103系というのも遠い過去の話です。
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