2024/12/17

相模鉄道12000系(12106F)

この時期の撮影は日照時間が短く、撮影可能時間や場所も限定されます。私の場合は、月曜の仕事に備えて平日と同じ時間に起床して電車に乗ることが目的ですので、あまりあれこれ拘らずに近場メインに出かけます。相模鉄道も近年多彩な電車が走るようになり、12000系も20000系と並んで魅力ある新製車両です。
車体は軽量ステンレス製ですが、総合車両製作所のsustinaをベースにしているため、レーザー溶接による継ぎ目のない接合によって平滑な仕上がりになっています。客室内は20000系では上下方向を意識したデザインでしたが、12000系では前後方向を意識したデザインに変わっています。
制御装置はIGBT-VVVFインバータ制御のST-SC85A1、主電動機は出力140kWのST-MT75、補助電源装置はIGBT-SIVのST-SC91です。台車はST-DT71/ST-TR255系、集電装置はPT-7103E、冷房装置はST-AU726A-G4、列車情報装置はTIMSを装備しています。
写真の12106Fは2020年2月に総合車両製作所で完成したものです。12000系はJR線との相互直通運転に使用するため2019年から2020年にかけて60両(10両編成6本)が製造されました。

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