2024/12/22

E235系(ヤテ29編成)

E235系はJR東日本がE233系の次の世代の通勤型車両として導入したものです。まずE231系500番代の代替として山手線に投入されました。まず2015年3月に量産先行車のトウ01編成が完成し、営業運転での使用結果を踏まえて2017年4月から2019年12月にかけて量産車49編成が製造されました。
E235系の車体はサステナ構体を採用した軽量ステンレス製です。室内の配色もE233系とは相当に異なっており、より未来的な印象を受けます。正面スタイルは当初はあまりに平面的だという印象を持ちましたが、今では見慣れたせいか奇抜だという印象はありません。
制御装置はSiC-VVVFインバータ制御のSC104/SC105、主電動機は出力140kWの全閉式外扇型MT79、補助電源装置は待機二重系IGBT-SIVのSC106/107です。台車はボルスタレス台車DT80/TR264系/TR255、集電装置はPS33G、冷房装置はAU737系、列車情報管理装置INTEROSを装備しています。
写真のトウ29編成は2018年12月に総合車両製作所新津事業所で完成したものです。10号車のサハE235-4632はE231系500番代から転用したもので、2018年12月に東京総合車両センターで転用改造を完了しています。2018年12月に営業運転を開始しました。

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