2024/12/04

E233系8000番代(ナハN16編成)

E233系8000番代は、南武線で使用していた205系・209系の老朽取替を目的として2014年7月から2015年12月にかけて、210両(6両編成35本)が製造されたものです。南武線ではカナリアイエローの103系の印象が強く、101系も記憶にありますが横浜線と同様に短期間での置換えが行われました。
車体は軽量ステンレス製で、定員増による混雑緩和を目的として幅2.950mmの拡幅車体としています。識別帯は黄色、オレンジ、茶色のラインです。座席モケットは南武線のカラーにあわせたオリジナルデザインです。
制御装置はIGBT-VVVFインバータ制御のSC85A、主電動機は出力140kWのMT75、補助電源装置は待機二重系SIVのSC86Aです。台車はDT71/TR255、集電装置はPS33D、冷房装置はAU726を装備しています。
写真のN17編成は2015年3月に総合車両製作所新津事業所で完成したものです。南武線は近年中にワンマン運転の実施が予定されています。E233系8000番代にもワンマン運転に対応した改造が順次行われていくと思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿