2025/08/31

京成電鉄3700形(3828編成)

今年は散歩を兼ねて日曜日の早朝に撮影に出かけることにしておりましたが、7月13日を最後に撮影はお休みしています。理由は酷暑、月曜日から円滑に出勤できるように日曜の朝に撮影に出るようにしていましたが、撮影で体調を崩してしまっては意味がありません。
9月7日もしくは14日に撮影を再開しようと思っています。京成3200形など形式として未撮影の電車も徐々に出てきています。通勤型車両の編成単位での動向が瞬時に報じられるとは時代も変わったものだと思いますが。
撮影もどちらかというとやりにくい方向に向かっています。立体交差化などで撮影可能な場所が少しずつなくなったりや、撮影している方もかなり増えたようです。以前はゆっくり撮影できた場所がそうでもなくなったり、というのはありますね。
写真の3828編成は、2000年2月に東急車輌で完成したもので、3700形の6次車に相当します。3700形としては、はじめての6両編成となりました。既に車齢25年ですが、まだまだ現役として活躍することでしょう。

2025/08/25

自宅鉄道博物館別館 EH200 2 入線

自宅鉄道博物館別館にTOMIXのブルーサンダーことEH200形が入線しました。ナンバープレートは2号機を選択しました。わが自宅鉄道博物館では初のEH級電気機関車の入線です。あとはカプラーの交換と最低限の整備を行っての入線です。
本来Nゲージの楽しみはレイアウトの製作や走らせることですが、私がやりたいことは博物館の展示の模型コーナーや、鉄道模型店の店先に飾られているショーケースです。なので飾るだけで良いのです。
別館は長さがとれるので、3両ないしは4両の編成ものを飾っていましたが、JRの電車、私鉄に加えてJR貨物の電気機関車、EF66形100番代・EF210形300番代・EF510形0番代に続いて、EH200形が仲間入りすることになりました。
ちなみに本館のEF62形ですが、方針を転換して新製品を購入することにしました。EF62形はもう30年以上前ですが、EF58形の代替を目的として突然東海道線に現れ、すぐに少数が田端に残るだけになった印象深い機関車です。碓氷峠鉄道文化むらにも見に行きました。


2025/08/24

E233系1000番代(サイ113編成)

京浜東北・根岸線の使用車両は、横浜線を含めてE233系に統一されています。京浜東北線のE233系は209系0番代・500番代を置換えた1000番代です。6扉車の連結はなくなり、209系に比べて車内も広く、かつ明るくなりました。
E233系では投入路線によって、座席のモケットの色調が異なります。京浜東北線の1000番代はブルー基調です。側扉上の車内案内表示VISが17インチで、1画面は運行上の情報、もう1画面は広告などを表示しています。
制御装置はIGBT-VVVFインバータ制御のSC85A、主電動機は出力140kWのMT75、補助電源装置はIGBT-SIVのSC86Aです。台車はDT71系/TR255系、集電装置はPS33D、冷房装置はAU726系、列車情報制御装置TIMSを装備しています。
写真のサイ113編成は2008年4月に新津車両製作所で完成したものです。2015年12月にホームドア対応改造、2018年1月に前照灯のLED化を完了しております。その他室内灯のLED化、セキュリティカメラの設置が行われています。

2025/08/23

E231系1000番代(コツK-33編成)

国府津車両センターに所属しているE231系は、113系の置換えを目的として導入されたものです。早いもので既に車齢20年を経過し、機器更新を進めながら使用されています。JR東日本の経営計画を見る限りでは、新型車両への置換えはしばらく先でしょう。
東海道線用として投入されたE231系では基本編成のうち普通車4両がセミクロスシート車となりました。また普通車の座席クッションをSばねを併用した最適な柔らかさのものに変更しています。側窓もIRカットガラスに変更しております。
制御装置はIGBT-VVVFインバータ制御のSC77、主電動機は出力95kWのMT73、補助電源装置はIGBT-SIVのSC75/76。台車はDT61G/TR246系、集電装置はPS33B、冷房装置は普通車がAU726・グリーン車がAU729、列車情報管理装置TIMSを装備しています。
写真のコツK-33編成は2005年10月に新津車両製作所で新製されたものです。6・7号車はモノクラスだった宇都宮・高崎線用編成にグリーン車を組み込むために捻出された普通車を組み込んでいます。該当するサハE231 1104・1105は2002年3月に東急車輌で新製されたものです。

2025/08/20

E233系3000番代(ヤマU225編成)

E233系3000番代はE231系近郊タイプの後継となる車両で、当初の2編成はE217系の捻出を目的として導入されましたが、2011年9月からは211系の代替として増備が行われました。田町車両センター、次いで高崎車両センターに新製配置されました。
車体は軽量ステンレス製で、識別帯は湘南色です。E233系では通勤タイプと前面デザインが同じになっています。2階建てグリーン車を組み込み、側扉に半自動回路を備え、台車にヨーダンパを装備しているのは近郊タイプとしての仕様です。
制御装置はIGBT-VVVFインバータ制御のSC98、主電動機は出力140kWのMT75、補助電源装置はIGBT-SIVのSC86Bです。台車はDT71系/TR255系、集電装置はPS33D、冷房装置はAU726系を装備しています。
写真のヤマU225編成は、2012年9に新津車両製作所で完成したもので、5両の付属編成です。新製配置は高崎車両センターでしたが、2015年3月のダイヤ改正で小山車両センターに転属しました。

2025/08/19

東京地下鉄18000系(18103F)

18000系は半蔵門線で約40年間使用してきた8000系190両(10両編成19本)の代替を目的として2021年に導入されたものです。半蔵門線では08系以来約18年ぶりの新型車両となります。設計工数低減のため有楽町・副都心線用17000系と共通化した部分もあります。
車体はアルミ合金によるダブルスキン構体を採用しています。室内はラインカラーのパープルを基調に床から天井に向かって明るい色になるように配色しています。袖仕切・荷棚・車内貫通路に強化ガラスを採用して見通しを良くしているのは近年の新型車両に共通する仕様です。
制御装置はSiC-VVVFインバータ制御のMAP-214-15V336、主電送機は出力205KWの永久磁石同期電動機、補助電源装置はSiC-SIVです。台車はFS-781形、集電装置はシングルアーム式パンタグラフ、車両制御情報管理装置TISを装備しています。
写真の18104Fは2021年7月に日立製作所で完成したものです。18000系は2021年8月に営業運転を開始しました。今のところ18000系は13本が導入済で、8000系は残り5本となっております。置換えもじきに完了するものと思われます。

2025/08/18

土地利用の在り方について

近年、住宅価格が高騰し、普通に働いても住宅の取得がしにくいという問題があるようです。また少子高齢化の進行による空き家問題、社会保障費の増大なども問題となっています。実現の可能性が皆無ということは承知しておりますが、私案をあえて提示したいと思います。

①土地利用区分・所有の見直し
商業地域 法人のみ新たな登記が可能になります。
工業地域 法人のみ新たな登記が可能になります。
農地         法人のみ新たな登記が可能になります。


住宅地 都市部では集合住宅が基本となり、戸建ては限定的になります。
 高層住宅専用地域 10階建てよりさらに高層の集合住宅を建設できる地域です。以外の建築物は建てられなくなります。 

第一種中層住宅専用地域 10階建ての集合住宅を建設できる地域です。以外の建築物は建てられなくなります。
第二種中層住宅専用地域 5階建ての集合住宅を建設できる地域です。以外の建築物は建てられなくなります。
第三種中層住宅専用地域 3階建ての集合住宅を建設できる地域です。以外の建築物は建てられなくなります。

 第一種低層住宅専用地域 戸建て住宅を建設できる地域です。1戸あたりの土地面積は200mm以上に制限されます。また戸建て以外の建築物は建てられなくなります。
 第二種低層住宅専用地域 戸建て住宅を建設できる地域です。1戸あたりの土地面積は100mm以上に制限されます。また戸建て以外の建築物は建てられなくなります。
 第三種低層住宅専用地域 戸建て住宅を建設できる地域です。1戸あたりの土地面積は50mm以上に制限されます。また戸建て以外の建築物は建てられなくなります。

調整住宅地域 住宅を新築することはできなくなります。災害のリスクが高い場所からの移転を促すことや、インフラの集約を目的とします。

山林

②所有

 新たに建築される集合住宅は、土地を国が所有し、建物を自治体・公社・または企業が所有します。土地所有者と建物所有者の間で60年の管理委託契約を締結します。固定資産税は建物の所有者が負担します。
 集合住宅の居住者は、居住区画を利用する権利(利用権)を購入します。建物の管理費用と修繕積立金、都市計画税を負担します。
 土地・建物・利用権(新設)を個人が相続することは配偶者を除いて不可能になります。居住者が死亡した場合には国が買い取り、清算した金銭を法定相続人のマイナンバーに紐づいた口座に振り込みを行います。遺言により相続比率を変更したり、相続放棄を行う場合は公証人の認証により、マイナンバーに遺言書を紐づけます。

③建物の構造
 集合住宅については、60年を標準的な使用年数とします。修繕・解体の計画化を行い、修繕、リフォーム、解体もできる限り容易にした構造にします。現場での工数削減のため、標準化、モジュール化を進め、工場でできる過程を増やします。
 住宅一戸あたりの面積は30・60・90・120平方メートルの四種類を標準とします。家族構成の変化に応じて、住み替えが可能な仕組みにすることが肝要かと思います。子育てが終わったら、コンパクトな部屋に移り、手放した面積を財源に社会保障費を積み増していくという考え方です。
 また土地を集積する過程で発生する空き地には、組み立て・解体が容易な住宅を利用して有効利用することも必要です。

都市計画を作った上で、50年くらいかけて生活環境を整えていこうというなんともあらっぽい私案ですが、今回はこのあたりで。 


2025/08/17

E235系1000番代(クラJ-39編成)

E235系1000番代は横須賀・総武快速線で使用しているE217系の置換えを目的として導入されたものです。首都圏の通勤路線ではそのあと大規模な車両の置換えが進んでおりません。ひょっとすると次回はE235系ではなく新系列の投入が行われるのかもしれません。私自身は勝手に空調装置の能力をさらに高くするのではないかと予想しています。
車体は軽量ステンレス製ですが、雨樋の突起がなくなり側面は非常にすっきりとした印象です。普通車の全車の腰掛がロングシートとなりました。山手線用のE235系とは座席や床のカラーが異なり、袖仕切の形状が変更されています。
制御装置はSiC-VVVFインバータ制御のSC104A、主電動機は出力140kWのMT79、補助電源装置は待機二重系SIVのSC107Aです。台車はDT80系/TR273系、集電装置はPS33H、冷房装置は普通車がAU737系・グリーン車がAU742系、列車情報管理装置INTEROSを装備しています。
写真のクラJ-39編成は2024年8月に総合車両製作所新津事業所で完成したものです。この3月のダイヤ改正で長らく活躍したE217系は運用から離脱しました。E235系1000番代の製造が終わったあとは仙石線用のE131系800番代の製造が行われています。

2025/08/16

E231系(マト103編成)

常磐快速線用のE231系は103系の取替を目的として2001年11月から2004年2月にかけて265両(10両編成17本・5両編成19本)が製造されました。今では朝夕なら品川界隈でも見れますが、上野東京ラインの開通までは撮影には遠征が必要な車両でした。
常磐快速線用のE231系は基本編成と付属編成を併結して15両編成で使用するため、自動解結装置と電気連結器を備えています。前頭部は白色とし、識別帯は最初の2編成のみ青緑のみで落成しましたが、その後当初の2編成も含めて黄緑色の細帯を追加しました。
制御装置はIPM-VVVFインバータ制御のSC60B、主電動機は出力95kWのMT73、補助電源装置はSC62Aです。台車はDT61G/TR246系、集電装置はPS33B、冷房装置はAU725A、列車情報管理装置システムTIMSを装備しています。
写真のマト103編成は2002年3月に新津車両製作所で完成したものです。2018年8月に長野総合車両センターで機器更新工事を完了しています。既に新製後20年を超過しております。後継車両の計画はE131系の投入が一段落してからということになるでしょうか。

2025/08/14

京浜急行電鉄800形(818編成)

2019年に引退した京浜急行800形は、1978年から86年にかけて132両が製造されました。京急線内専用の車両で、700形の円滑な乗降と先代1000形の走行性能を兼ね備えた車両といえます。ラッシュ時の混雑が現在よりも激しかった時代の鉄道車両ということがいえましょう。
車体は普通鋼製、車体長さはおよそ18mで、1200mm幅の片開き4扉でした。車内の色調は化粧板の色が明るくなり、大きな客室窓にFRPの窓キセなどで、先代の1000形や700形から大きくイメージが変わりました。
制御装置は界磁チョッパ制御のACRF-H12100-770A、主電動機は出力100kwのKHM-800、補助電源装置はTDK-3320Aを装備していました。空気圧縮機はC-2000M、台車はTH-800、集電装置はPT43E5-Mです。
写真の818編成は1980年3月に川崎重工で完成したものです。当初は3両編成でしたが、1982年3月に川崎重工で中間車3両が完成し、一部改番・6両編成化されました。1998年3月に車体更新を行い、2016年12月に廃車となりました。

2025/08/12

広島電鉄1900形(1913号)

広島電鉄1900形は、1978年に全廃された京都市電1900形が移籍したものです。塗装は京都市電の塗装を維持し、京都の市章や車番の字体もそのままです。ただし中央の扉はクリームからグリーンが回り込むようになっています。
1900形の車体長さは12.8m、定員は85名です。京都市電では900形として新製され、1970年にワンマン化し、扉配置を前後から前中に改め、前照灯も2灯化されました。さらに広島電鉄では冷房改造を受け、方向幕も大型化されています。
1900形は吊掛式・直接制御で制御装置はKR-8、主電動機は出力45kwのSS60が2基、制動装置はSM-3、台車は住友の軸バネ式FS65Aを装備しています。広島電鉄に移籍してから、集電装置はZパンタとなり、さらにシングルアーム式に換装されています。
写真の1913号は、1978年に元京都市電1900形1929号(1957年東洋工機)が移籍したものです。「嵯峨野」の愛称がつけられております。広島電鉄1900形はながらく15両全車が健在でしたが、 2024年に1902.3号、2025年に1910.12号が廃車となりました。

2025/08/11

自宅鉄道博物館別館 EF66 114 入線

自宅鉄道博物館別館にTOMIXのEF66形100番代後期型が入線しました。ナンバープレートは114号機を選択し、カプラーをナックル式に交換、手すりを取り付けと例によって最低限の整備による入線です。ちなみに難関の手すりは毛抜きを使うと簡単に取り付けができます。
今年の3月までTOMIXのEF66形100番代前期型を所有しており、飾っておりました。30年以上前の製品で、当時は実車も最新鋭という位置づけだったと記憶しています。今や後期型も実車の置換えが進んで、限られた車両が稼働しているような状態です。
今回購入した100番代後期型の模型は、ディテールや塗装・印刷もすばらしくいい出来だと思いました。同じTOMIXのEF210形300番代やKATOのEF510形と並べて、ちょっとしたJR貨物の機関車コーナーを形成しています。
今までその位置に飾っていたDD51形とDF50形は本館に移して、機関車の展示内容を系統だてています。TOMIXのEF62形の新製品にも食指が動きましたが、長年所有している旧モデルを引き続き大切に飾ろうと思います。


2025/08/04

広島電鉄3800形(3809ABC)

3日に広島電鉄の駅前大橋ルートが開業し、猿猴橋町停留所を通る旧来の迂回ルートが廃止となりました。高架によって直接広島駅の2階に乗り入れる広島電鉄はアクセス向上という意味において本質的な新交通システムだと私は考えています。
地下鉄の輸送力は大きいですが、建設と運行・維持に莫大な経費がかかります。路面電車のフォーマットを生かして、道路上・路面下・専用軌道・高架を組み合わせてLRTを整備するのが合理的だと思います。
私は路面電車を撮るためだけに2013年に広島を訪問しました。猿猴橋町停留所は広島駅を出てすぐのところにあり、電車も頻繁に来ますので多く撮影していました。その頃はこの区間が廃止になるという知識はなかったように思います。
写真の3809ACBは、1989年12月にアルナ工機で完成したもので、3800形のラストナンバーに相当します。3800形は、1987年から89年にかけて9編成が導入された宮島線直通用の3車体連節車で、広島電鉄では初めてVVVFインバータ制御を採用したものです。

2025/08/03

自宅鉄道博物館別館 211系5600番代入線


自宅鉄道博物館別館にKATOの211系5600番代が入線しました。モーター車のない増結セットですが、わが自宅鉄道博物館別館は展示専門なので問題ありません。JR東海が導入したインバータクーラ搭載の5000番代がプロトタイプです。
211系といえば、国鉄末期に東京口に0番代が投入されました。無骨な113系を見慣れた自分にとって、大きな窓で明るい車内、ひたすら横に長く見えるシート、空気バネ台車による快適な乗り心地と、ずいぶんといい車両が入ったなと感じました。
JR東海の211系は1992年に豊橋鉄道市内線を撮影に行った際に、豊橋駅で見ました。先ごろ引退した311系が看板車両という位置づけでした。名古屋まで117系の快速に乗車した記憶があります。
自宅鉄道博物館別館では、その117系と模型が並ぶようになっています。私も今年で56歳、若い頃にデビューした車両も次々と引退しています。あとでどれほどの車両を実見することができるのかわかりませんが、マイペースで撮影や模型を続けていこうと思っています。