「赤い電車」というイメージが強い京浜急行の最新型車両である1000形が、増備途中からとうとうステンレス車体になったことに当初は驚きましたが、最近は見慣れたというか特に違和感のような印象はないですね。京浜急行の主力として定着しています。
赤い部分が比較的大きいのも自然な印象を受ける一因だと思います。アルミ車体の1000形のアイボリーの部分を、シルバーにいれかえたように見えなくもありません。
ステンレス化と同時に、車端部のクロスシートはなくなりました。東急9000系や横浜市営地下鉄3000形など、一時期車端部にクロスシートを配置するのが流行りましたが、実際にはどうですかね?東京圏だと混みすぎて、少し不向きな気がしますね。
写真の1121編成は2010年5月に東急車輌で完成したもので、1000形の10次車に相当します。扉上にモニタを設けたほか、乗務員支援などモニタ装置の機能充実を図っております。