2013/01/03

東京急行電鉄1000系(1023F)

五反田ー蒲田間10.9.kmを結ぶ東急池上線は、閑静な住宅街を3両編成の電車が走る歴史があって味わい深い路線であります。そしてまた日中でも6分間隔で電車が走るという便利な路線でもあります。
車両も古株の7600系・7700系、中堅の1000系、新鋭の7000系と魅力のあるラインナップです。車庫は雪ケ谷大塚にあって、多摩川ー蒲田間の多摩川線と共通運用になっております。
かつて池上線は、目蒲線と同様に緑色の3000番台の電車が走っておりました。東横線や田園都市線のお古というわけですが、1000系の中には池上線用に新製された車両もありましたし、最新型の7000系はすべて新製車であります。
写真の1023Fは、1993年3月に東急車輌で完成したものです。中間車のデハ1223だけは1991年10月に東急車輌で完成し、4両編成に組み込まれて目蒲線に使用されていましたが、池上線では3両で使用するため編成を組み替えたものです。
【撮影:佐野次郎 2013.1.1 御嶽山ー久が原間】