2013/01/17

横浜市営地下鉄3000S形〈3601F〉

横浜市営地下鉄3000形の4次車に相当する3000S形は、1985年3月の新横浜延長にあわせて登場した2000形電車の台車や補助電源装置等を再利用して製造されたものです。
これは2007年10月に実施された横浜市営地下鉄ブルーラインのワンマン化開業にあわせて、2000形に大規模なワンマン化改造を施すよりも、可能な限り機器を再利用して他の3000形との共通化を図る方が得策と判断されたためです。
車体はステンレス製で、3次車である3000R形と同一構造としております。3000R形で無塗装になっていたところをスカイブルーにしていますので、少し印象が異なりますね。主回路はIGBT-VVVFインバータ制御を採用しております。
写真の3601Fは2006年8月に日本車両で完成したものです。3000S形は48両(6両編成8本)が製造されました。2000形は54両(6両編成9本)が在籍しておりましたが、運用の見直しにより1編成は3000S形の製造を伴わずに廃車になりました。
【撮影:佐野次郎 2013.1.6 上永谷駅】
 
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横浜市営地下鉄2000形

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