2023/11/20

横浜市交通局3000A形(3291F)

横浜市営地下鉄ブルーラインのうち、北側のあざみ野ー新横浜間10.9kmについては、沿線の開発を促し横浜市の発展に大きく寄与したといえるのではないでしょうか?この区間は利用客層も比較的若いように思えます。
この区間の延長開業に対応して導入されたのが3000形電車です。開業以来の1000形と新横浜延長時に登場した2000形は既に引退してしまいましたので、この3000A形が横浜市営地下鉄では最古参の車両となるわけです。
車体は軽量ステンレス製で、前面形状は三曲面構成として「く」の字形状に深く傾斜させて丸みを帯びた流線型にしました。また「港ヨコハマ」をイメージしたブルーのラインを側面に配置するようにしています。主回路はVVVFインバータ制御を採用しております。
写真の3291Fは、1993年2月に東急車輌で完成したものです。あざみ野開業にあわせて導入された3000A形は、先行試作車を含めて48両〈6両編成8本〉が製造されました。2007年12月のワンマン運転開始に合わせてワンマン運転用の設備を追加しております。