2016/10/29

荒川線7000形(7003号)

都電荒川線の主力車両として、長く活躍してきた7000形ですが、2015年から8900形、2016年から7700形が投入され、荒川線での活躍に終焉を迎えようとしています。
現在の塗装になったのは、1986年から25両を対象に施行された冷房改造時点からになります。冷房改造の対象から外れた6両は、1991年から93年にかけて廃車となっています。そのうち7009号と7028号は、豊橋鉄道に譲渡されて3500形となっています。
2000年からは老朽化が進んできた車体を中心に更新工事を行っており、行先表示をLEDに変更し、ワンマン表示窓を廃止して行先表示に統合しています。また車外スピーカの交換、車内放送・案内装置の更新、内装張り替えなどが行われました。
写真の7003号は、旧7057号を1978年2月にアルナ工機で車体更新したものです。1991年3月には冷房改造を行っています。
【撮影:佐野次郎 2016.10.10 滝野川一丁目-飛鳥山間】