走行機器は8900形に準じたものに一新され、最新鋭のIGBT素子を採用したVVVFインバータ制御を装備しています。台車も8900形と共通のFS91Cです。8900形と機器を共通化することで、操作性と保守性の向上を図っているそうですね。
車体は再利用していますが、乗車口の幅をを900mmから1.000mmに拡大して、乗客が通りやすくしています。その他、車内表示器を設置したり、LED照明を採用して省エネ化を図ったりと、現代にあわせた車内設備になっています。
写真の7701号は、2016年3月に7007号から改造されたものです。オリジナルの7000形の時代から考えると、約60年走っていることになります。新しい命を吹き込まれてまだまだ走るわけですから、素晴らしい資源の有効利用ですね。
【撮影:佐野次郎 2016.10.10 滝野川一丁目ー飛鳥山間】