2016/11/20

京浜急行1000形(1801編成)

京浜急行の主力車両である新1000形ですが、15次車で正面貫通扉を設け、京急線内運用から都営浅草線直通列車まで、様々な運用に対応できる4両編成の1800番台が登場しました。標準化が進む近年の鉄道車両では珍しい展開だと思います。
外観では、正面貫通扉の他、アイボリーの部分を増やしたラッピングが目を引きます。ステンレス製の車体でありながら、ステンレスの銀色はずいぶんと少なくなっていますね。このデザインは最新の1600番台にも取り入れられています。
1800番台は、つい最近復活した快特の増結車にもさっそく使用されております。4両編成単独での運用のほか、2編成を併結して幌を取り付け都営浅草線直通列車に使用されています。大師線にも入ったそうです。
写真の1801編成は、2016年3月に総合車輌製作所横浜事業所で完成したものです。同時に1805編成が完成したことにより、入れ替わりに同数の2000形の4両編成が(2441編成・2461編成)が廃車になりました。
【撮影:佐野次郎 2016.11.20 金沢文庫ー能見台間】