2023/02/23

E235系1000番代(クラF-15編成)

E235系1000番代は横須賀・総武快速線で使用しているE217系の取替を目的として、2020年から製造されているものです。最終的には745両(基本11両編成51本・付属4両編成46本)が導入される計画となっています。
普通車の室内の基本的な構成・仕様は山手線用と同じですが、床材・背ずりの色調や袖仕切の形状と透明部分をなくしていること、また吊手の色・形状が異なっています。グリーン車の室内はE233系に準じますが、カラーが異なり全席にコンセントが設置されました。
制御装置はSiC-VVVFインバータ制御のSC104A、主電動機は出力140kWのMT79、補助電源装置は待機二重系SIVのSC107Aです。台車はDT80/TR273系、集電装置はPS33H、冷房装置はAU737/AU742系、列車情報管理装置INTEROSを装備しています。
写真のクラF-15編成は、2022年4月に総合車両製作所新津事業所(グリーン車のみ2022年3月に横浜事業所)で完成したものです。増備も少しずつですが着実に進んでおり、横須賀線で見かける機会が増えてきたように感じます。

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