2024/02/11

E235系1000番代(クラJ-13編成)

E235系1000番代は横須賀・総武快速線で使用しているE217系の置換えを目的として導入されたものです。運転室構造は山手線用E235系と同様の構造で、非貫通の全室運転台構成となっています。
普通車内の基本的な構成・仕様は山手線用のE235系と同じですが、背刷りの色調や袖仕切の形状・透明部分がないこと、また吊手の色・形状などが異なっています。車内の情報提供装置は既存車両よりも機能を高めた21インチの大型となっております。
最高運転速度は120km/h、加速度は1.85km/h/s、減速度は4.5km/h/sです。ブレーキ方式は回生ブレーキ併用電気指令式空気ブレーキ、直通予備・抑速・耐雪・駐車ブレーキ、空気圧縮装置はレシプロ式のMH3130-C1600F4を装備しています。
写真のクラJ-13編成は2021年6月に総合車両製作所新津事業所で完成したもので、大船・逗子方に連結される4両の付属編成です。E235系1000番代は2020年12月21日から横須賀・総武快速線での営業運転を開始しています。増備は山手線ほどのペースではありませんが、着実に進んでいます。