EF210形は首都圏ではもっとも良く見ることができる電気機関車です。100番代が多数派ですが、最新鋭の300番代を見る機会も増えています。当面は300番代の増備が進み、さらに数を増やすことでしょう。
EF210形100番代はボルスタレス台車に方押式ユニットブレーキと空転・滑走を防止するための砂撒き装置としてセラミック粉末を少量噴射するセラジェットを装備しています。また軸箱支持方式は軸梁式としています。
EF210形の軸配置はB-B-B、総出力は3.390kWです。主回路は先述の通りIGBTを使用した1C1M、主電動機はFMT4×6、補助電源装置はSIVです。台車はFD7E/FD8、集電装置はFPS4Aを装備しています。
写真の128号機は2006年9月に川崎重工で完成し、岡山機関区に新製配置されたものです。2023年1月に新塗装化されました。EF210形100番代は1999年度から2010年度にかけて73両が製造され、岡山・新鶴見・吹田機関区に新製配置されました。
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