2025/01/12

209系500番代(ケヨM81編成)

かつては快速運転主体だった京葉線も沿線人口の増加を背景に、各停がほとんどとなりました。東京口に乗り入れる武蔵野線はかつて武蔵野快速として運転されていましたが、今は各停です。武蔵野線は209系500番代・E231系の共通運用となっています。
209系500番代の車体は軽量ステンレス製で、定員増を目的として車体幅は2.950mmの拡幅車体を採用しました。先頭部は白色とし、識別帯は上から朱色・白・茶色となっています。座席はセパレートタイプとなっています。車内の配色は0番代と同様の寒色系です。
更新後の制御装置はGTO-VVVFインバータ制御のSC88A、主電動機は出力95kWのMT73、補助電源装置はIGBT-SIVです。台車はDT61D/TR246L、集電装置はPS33A、冷房装置は42.000kcal/hの能力を持つAU720Aを装備しています。
写真のケヨM81編成は、2000年3月に新津車両製作所で完成し、ミツC506編成として中央・総武緩行線で使用されていたものです。2018年5月に秋田総合車両センターで武蔵野線転用改造と機器更新を完了しております。転用から外れた2両は廃車となっています。

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