2009/04/04

東京都電荒川線7000形〈7023号〉

 荒川線の恒久的存続が決定し、ワンマン化を図ることになり、7000形は車体を載せ替えた。
 今にしてみれば、停留所にスロープを設けて、電車の段差をなくしたことは先進的であったと思う。
 昭和50年代初めに行われた車体更新だが、塗装変更や更新修繕を経た現在でもそれほど古さは感じない。
 しかし台車は旧型だし、走行音は釣り掛け式の旧型電車そのものである。
 それでも新型の8500形より、よほど頻繁に走っているように見受けられる。扱いやすいのだろうか?当面は元気で活躍する姿を見られることだろう。 
【撮影:佐野次郎 2009.4.3荒川車庫前】