かつては当たり前だと思っていた光景でも、過去のものとなることはよくある。
東急東横線の始発駅は長い間桜木町駅だった。小生も渋谷方面に向かうときには、始発の桜木町駅からゆっくり座っていくのを常としていた。
昭和50年頃の桜木町駅といえば、現在バスターミナルとなっているあたりが貨物駅であり。海側には三菱の造船所があった。国電のホームには、海からの風がもろに吹きつけ。やたらに寒かった。
そのころの東横線には青カエルこと5000系もまだ走っていたような記憶がある。
写真の撮影は2003年である。当時はまだ原型に近い8000系も走っていたのである。既に東横線の桜木町駅も8000系も過去のものとなった。現在ではみなとみらい線がかつての東横線より海側の地下を走り、元町・中華街駅まで乗り入れている。