2009/04/05

EF62形












今から24年前、新子安駅のホームでカメラを構えていると、EF62形電気機関車を先頭にして、スロ81系お座敷列車がやってきた。
 EF62形はもともと信越本線用の機関車であったが、1984年2月のダイヤ改正から、荷物列車牽引用のEF 58形の代替として、約半数が下関運転所に転じて来ていたのだ。
 荷物列車の運用の間合いを利用して、団体臨時列車の牽引を行っていたものと推察される。
 勾配路線用のEF62形にとって、東海道・山陽本線の荷物列車のような長距離運用は無理があったともいわれている。1986年11月の国鉄最後のダイヤ改正では、荷物列車そのものが廃止され、EF62形の東海道・山陽本線での活躍も短期間で終わってしまった。