2020/06/03

東急池上・多摩川線7700系(7914F)


緊急事態宣言は解除されましたが、さすがにすぐに撮影に出かけようという気持ちにもなりませんので、鉄道趣味は読み鉄が中心となります。鉄道ピクトリアル誌の最新号を基本に、関連するバックナンバーなどを参照して読み込みます。
前回2020年6月号の特集は、東急7000系(初代)でした。足回りを更新して7700系に更新された他は、地方私鉄に譲渡されたことは知っていましたが、7000系として廃車・解体された車両がなかったことは知りませんでした。
7700系も2018年11月に東急線からは引退したわけですが、そこから15両が養老鉄道7700系として再起したことには驚きました。何でも今後20年は使用される計画とのことで、ステンレス車体のタフネスぶりと東急のメンテナンスの丹念さには感嘆しきりであります。
写真の7914Fは、1964年3月に東急車輌で完成したデハ7120・デハ7027と1966年9月に完成したデハ7062を1991年6月にVVVFインバータ制御化し、7700系に改造したものです。2020年1月に養老鉄道に譲渡されました。
【撮影:佐野次郎 2018.6.5 沼部ー鵜の木間】