2020/06/21

東武鉄道20000系(21813F)

2020年3月に東武鉄道20000系が、東武伊勢崎線~東京メトロ日比谷線からの直通運転から退きました。直通運用は後継となる70000系に継承され、20000系は一部が編成短縮されて20400系となり支線区に転用されます。
20000系電車は、1988年から1997年にかけて192両(8両編成24本)が製造されたものです。車体長は一般的な20mより少し小さい18mですので、短編成化すれば支線の運用には適していると思います。往年の3000系のイメージです。
趣味的には地方鉄道への譲渡があると面白かったように思いますが、実際にはないようです。短編成化のほか、走行機器を一新してワンマン化、リニューアルを併設すると魅力的な車両になるのではないかと思います。
写真の21813編成は、1992年3月にアルナ工機で完成し、2017年9月に廃車となりました。20000系の引退については、事前の告知はなかったそうです。撮影の過熱による人の集中を避けたのでしょう。
【撮影:佐野次郎 2011.10.9 せんげん台ー大袋間】