2020年6月から現在の場所で展示されている110形蒸気機関車ですが、1961年から2019年8月まで長きにわたって青梅鉄道公園で展示されていたものです。当時は内部構造がわかるように車体の一部が切り開かれた状態で展示されていました。
私にとって最初の鉄道書であった保育社のカラーブックス「蒸気機関車」の表紙を飾っていたのも、青梅時代のこの機関車です。撮影は広田尚敬さんです。ですので私が初めて対面した蒸気機関車ということになります。
110号機関車は1871年イギリスのヨークシャー社で完成したもので、1形式1両の存在です。1923年に保存することが決まり、青梅鉄道公園が開園する前は大宮で保管されていました。
過去の記事から
青梅鉄道公園110