車体は軽量ステンレス製でsustina構体を採用しています。総武快速線での激しい混雑を反映して普通車の腰掛はロングシートに統一されました。ちなみにM2車屋根上の箱は何だろうかと思っていましたが、これは床下に収まらない元空気タンクとなっています。
制御装置はSiC-VVVFインバータ制御のSC104A、主電動機は出力140kWのMT79、補助電源装置は待機二重系SIVのSC107Aです。台車はDT80/TR273系、集電装置はPS33H、冷房装置はAU737/AU742系、列車情報管理装置INTEROSを装備しています。
写真のクラF-11編成は2021年5月に総合車両製作所新津事業所(グリーン車のみ横浜事業所)で完成したものです。E235系1000番代は最終的に745両(11両編成51本・4両編成46本)を導入する計画になっています。