2023/05/09

北総鉄道7800形(7828編成)

北総鉄道7800形は京成電鉄3700形をリースという形態で借り入れているものです。新車の導入に比べて設備投資の負担が軽く、自社発注の7300形が3700形を基本としているので取り扱い上もメリットが大きいのではないかと思います。
車体は軽量ステンレス製で、前面貫通路を車掌台側に寄せて非対称とし、隅の部分には丸みを持たせて柔らかさをだしています。車内は暖色系の配色を採用し、明るさを強調しています。また新しいサービスとして、各側扉上に車内電光案内表示を装備し、ラジオ受信用の車内アンテナを設置しています。
制御装置はGTO-VVVFインバータのRG633A-M、主電動機は出力130kWのKMM6170、補助電源装置はDC-DCコンバータ・インバータ方式のCOV019Cです。台車はFS547/FS047、冷房装置は18.000kcal/hの能力を持つCU716/RPU6006を1両につき2台装備しています。
写真の7828編成は、2018年2月から京成電鉄3700形の3778編成を借り入れているものです。3778編成は1996年3月に東急車輛で完成したもので、3700形の3次車に相当します。北総鉄道では京成から過去にも車両のリースを受けています。

過去の記事から
北総鉄道7260形(7268編成)

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