2023/06/19

北総鉄道7800形(7838編成)

2021年6月から北総鉄道では、京成電鉄3700形の3768編成を7800形7838編成として賃借しています。代わりに7800形の7818編成を京成電鉄に返却しています。背景には7818編成が脱線事故の当該車となり、6両編成化を余儀なくされたことがある模様です。
7838編成の集電装置はシングルアーム式パンタグラフで、新製当初の下枠交差式のパンタグラフを装備していた7818編成との外観上の違いとなっています。その他、前照灯・尾灯はLED化されていると思われます。
制御装置はGTO-VVVFインバータのRG633A-M、主電動機は出力130kWのKMM6170、補助電源装置はDC-DCコンバータ・インバータ方式のCOV019Cです。台車はFS547/FS047、冷房装置は18.000kcal/hの能力を持つCU716/RPU6006を1両につき2台装備しています。
京成電鉄3700形の3768編成は、1995年12月に日本車輌で完成したもので、3700形の3次車に相当します。北総鉄道は京成電鉄から主に車両の賃借を受けていますが、過去には京急の先代1000形を賃借していたこともあります。

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