京浜急行電鉄の主力となっている1000形(2代目)電車は、2001年度から先代1000形の置換え用として導入されました。2100形の車体と主要機器構成を基本として、片側3扉で都営地下鉄浅草線直通規格を満たした車両となっています。
4両編成についても車体更新が始まっており、フリースペースの設置、非常通報装置の増設、袖仕切りの交換、床材の張替えなどが行われています。写真の1409編成は2次車に相当し、側窓を上方に拡大して大型の1枚窓としておりましたが、車体更新で一部開閉化されました。
1次車では機器構成を8両編成と4両編成から、6両編成を組成できるように考慮していましたが、2次車では組み替えを考慮しないことになりました。そのため1次車では2両に1台ずつ搭載してい集電装置・蓄電池・補助電源装置を1両1台に集約し、コスト削減を図っております。
写真の1409編成は、2003年7月に東急車輌で完成したもので、先述の通り2次車に相当します。また2次車では行先表示器にローマ字を併記して、外国からの利用客に配慮しています。2022年11月に京急ファインテックで車体更新が行われました。