2009/10/24

東京急行電鉄3000系(3001F)

 1999年に営団南北線・都営三田線・埼玉高速鉄道への相互直通運転用車両として「すべてにやさしく美しい車両」を目指して開発された3000系の第一編成が8両編成で東横線に投入された。
 正面は長い間東急では標準であった切妻から脱却し、側面まで回り込んだパノラミックウインドウを採用した。これはワンマン運転に備えて広い視界を確保するためである。
 主回路はIGBT-VVVFインバーター制御を採用している。また行先表示は新製時からLED式となっている。
 3001Fは2000年1月に東横線を離れ、6両編成に組み替えられて目黒線に転用された。スカートの切り欠き部分が大きいのが、3001Fの特徴である。