2009/10/04

京浜急行600形(656編成)

 600形のうち1996年に製造された32両(608編成、651~656編成)では、システムの大幅な見直しを行っている。
 シンプルな構成により導入コストの低減を図るため2M2Tユニットを採用し、京急としては700形以来のMT比1:1の編成となっている。
 外観上の最も大きな変化はシングルアーム式のパンタグラフを採用したことである。また座席配置の見直しを行ったことに伴い、側窓の分割位置を変更している。
 4両編成については単独で普通に運用されているほか、快速特急の増結用にも運用されている。2100形には4連は作られていないので、600形や新1000形の4両編成がその役割を果たしているといえるだろう。
【撮影:佐野次郎 2009.10.3仲木戸駅】