2009/10/27

碓氷峠鉄道文化むらマイネ40-11

 マイネ40形は戦後になってから初めて新製された1等寝台車である。1948年に21両が日本車輛で製作された。
 車内は区分室が4室とプルマン式寝台8区画を設けた。カーテンなどには西陣織など高級素材を使用していた。なお室内灯には国鉄では初めて蛍光灯を採用している。
 1955年に1等寝台の等級が廃止されたため、形式をマロネ40形に変更した。事業用車両に改造された車両を除き1970年に廃車となった。
 マイネ40-11は工事用宿泊車オヤ41-2から2000年に復元されたものである。
【撮影:佐野次郎 2009.7.23】