2012/06/17

京浜急行電鉄2100形(2101編成)

1985年に国鉄が山手線用に205系電車を投入してから、通勤電車の車体は銀色のステンレス製というのが大勢を占めるようになりました。東急はそれに先駆けて1960年代からアメリカのバット社の技術を導入してステンレス車を導入していました。
205系電車の導入を契機として、東急車輌はステンレス車体の製造技術を公開したそうですね。現在ではその東急車輌はJR東日本の傘下に入り、総合車両製作所になっていますね。
京浜急行では21世紀に入ってからも塗装を施したアルミ車体の電車を投入してきました。やはり美しい塗装を施した電車はいいですね。さすがに2007年に登場した2代目1000形の6次車からはステンレス車になりましたが、赤いシールの面積が広く「赤い電車」のイメージを守っています。
写真の2101編成は、1998年2月に東急車輌で完成したもので2100形の1次車に相当します。2009年6月に京急ファインテック久里浜工場でVVVF装置や主電動機の更新工事を受けています。検査からまもないのか美しい姿で走っていました。