かつて快特の主力として活躍していた2000形ですが、後継の2100形ではもちろん基本となる8連は製作されましたが、4連は製作されませんでした。したがって4連の2扉・クロスシートというのは2000形が最後の形式ということになりそうですね。
2100形の登場によって一般車に改造された2000形ですが、8連はエアポート急行の運転開始までラッシュ時専用みたいになっていましたが、4連は快特の増結車として2100形とつるんで走ったり、単独で普通としても使用されていました。
一般車化されてから8連よりも走行距離が延びたのか先日6本あった2000形の4連のうち3本が運用から外れてしまいました。2013年度の新車の導入で廃車対象となる既存車両は現時点では読めませんね。800形か2000形なんでしょうが、そこから先が絞れません。
写真の2441編成は、1986年3月に川崎重工で完成したものです。ちなみに8連の最終編成である2061編成は同年2月に東急車輌で完成しました。2441編成は2010年10月に久里浜工場で一般車化改造を受けています。