2012/06/04

京浜急行電鉄1500形(1613編成)

個性ゆたかな京浜急行の電車たちのなかでも、比較的地味な印象の1500形ですが、先代1000形に代わって普通列車の主力となっている6両編成については大小の変化が見られます。
大きなところでは新製時の8両編成と4両編成を組み替えて6両編成を作り、新製時の界磁チョッパ制御をVVVF制御に更新する工事が進行中です。車体に関しても更新が行われ、片持式座席を用いた近代的な造作になっております。
小さい変化としては、先頭車にスカートを増設して新製時に比べるといかついスタイルに変わりました。一昨年には逆に電気連結器を撤去して、連結器まわりはプレーンな印象となっています。
写真の1613編成は1988年7月に川崎重工で完成したもので、新製当時は8連で浅草線乗入れにも活躍しました。2007年10月に京急ファインテック久里浜工場でVVVF改造を受けるとともに、6両編成になりました。