東京都電荒川線の7001号電車が、ワンマン化される以前の塗装を復元して、営業運転に就いております。
荒川線の7000形は、ワンマン化に備えて車体を新しくしたのですから、リバイバルカラーというわけではありません。
確かに荒川線は、更新前の7000形、7500形と6000形で営業運転をしており、車掌も乗務しておりました。当時の荒川車庫も今とは違って、ずいぶんと歴史のありそうな外観でした。
この塗装は、昭和30年代の自動車の急増した時代に、電車を目立ちやすくして自動車との接触を避ける目的がありました。